【動画あり】シンポジウム「低線量放射線が日本と世界を救う」報告

シンポジウム「低線量放射線が日本と世界を救う」報告
放射線の正しい知識を普及する会 事務局


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 5月10日、東京憲政記念館にて、二宮報徳連合主催シンポジウム「低線量放射線が日本と世界を救う」が開催されました。
 まず、司会として、二宮報徳連合会代表で、放射線の正しい知識を普及する会事務局長でもある藤田裕行氏、そして二宮報徳連合大和の和の会の飯本和美氏が登壇。午後6時に開会し、まず、放射線の正しい知識を普及する会会長の加瀬英明氏が登壇しました。

 加瀬氏は、東日本大震災時、放射線に対し正しい科学的な知識を広めるために、放射線の正しい知識を普及する会を結成、議連とともに活動を始めたことがこの運動のきっかけだったことをまず語りました。そして、大東亜戦争時、広島、長崎には原爆が投下されたが、その後もその地では耕作も漁業も問題なく行われてきたこと、核爆発による熱線は確かに恐ろしいが、低線量放射線はむしろ体に有益であることが、その後の調査でも証明されつつあることを指摘しました。

 そして、令和の御代が明けた今、平成という時代を振り返ると、この時代は、占領軍によって押し付けられた日本国憲法を全く変えることができなかった、情けない時代でもあったと批判した上で、そして放射線についても、憲法や歪んだ歴史観同様の偏見が続いている、被爆国である日本こそが、放射線についての冷静な知識を学校などで学ばなければいけないのに、そのような体制が全くとられていないと批判しました。

 その理由として加瀬氏は、日本が江戸時代にしみついてしまった、自由な発想を失い、大勢に従うという精神に問題があるのではないかと述べ、さらに言えば、美化されがちな武士道にも問題がある、戦いに勝つことよりも、死ぬことを美徳にしている。中国の孫氏の兵法では、いかに勝利するためには敵を騙すかということが説かれているのに、江戸時代は孫氏を学ぶときもその点をはぶいてしまった。また、徳川時代、政権の安定のために年功序列や世襲制度を徹底させた。実はその弊害は、大東亜戦争時の日本軍にまで引き継がれており、学歴偏重、年功序列が日本軍の大きな欠点となり、ある意味負けるべくして負けたのだと述べました。そして、この放射線の問題でも、これまでの通説を疑いなく受け取るのではなく、新しい知識、正確な知識を探求し学んでいかなくてはいけないと、今回のシンポジウムの意義を強調して開会のあいさつを終えました。

 続いて、就実大学名誉教授の須藤鎮世氏が登壇しました。須藤氏は、まず事故当時、福島における避難者78000人中約34000人の一時帰宅者の汚染測定の結果、汚染者はゼロであったことから話をはじめ、何よりも、この放射線について誤解を与えているのは、米国科学アカデミーが提唱したLNT仮説であると述べました。

 LNT仮説とは、放射線はどんな小さな線量でも線量に比例して人体に悪影響を与えるという説であり、閾値というものの存在を認めない。しかし、ホルミシスの考えにおいては、閾値以下の低線量は、有害どころか健康にとって有益であると考える。それどころか、危険ではない低線量に対して、危険であると想定して過剰防衛することの方がはるかに危険を拡大するものであり、それは福島の事故において放射線では1人の死者もないのに、強制的に避難をさせたことで逆に1300人以上の犠牲者が出たことで明らかだと述べました。

 須藤氏は、LNT(直線閾値なし)仮説の口火をきったマラーについて、彼が自説を主張するためには誇張や歪曲をためらわない傾向があったこと、そして、ナチスにつながる思想である優生学や精子銀行の提唱者でもあったことをまず指摘し、学者として問題のある人であったことを示ししました。その上で、彼がスタンダード石油を母体とするロックフェラー財団の全面的な支援を受けており、彼の説は石油エネルギーを重視し、原子力エネルギーをおとしめようとする財団の意向と合致することを示唆しました。

 そして、マラーは1927年に、X線は遺伝的影響を誘起すると発表した後、46年にノーベル賞を獲得しました(ここにも財団の力が反映していたと須藤氏は指摘)。共和党と関係の深い財団は53年の共和党のアイゼンハワー大統領就任後、直ちに原子力エネルギーを抑制する方法を画策し、米国科学アカデミーをいわば買収し、56年にアカデミーはLNT仮説を発表しました。翌日、放射線が危険であり人類の遺伝子が危ない、いかに微量でも遺伝子に影響を与えるという主張が、ニューヨークタイムズ紙1面を飾り、他紙も追随しました。世界は未だにこの誤った仮説を信じこまされていると須藤氏は問題点を指摘しました。

 そして、須藤氏はアカデミーがLNT仮説を証明するものとしてあげた広島・長崎の被爆者の生涯調査のデータは、証明にならないと指摘し原爆のエネルギーは熱線35%、衝撃波50%、放射線15%であり、死者は熱線や衝撃波によるものが多い。15%の放射線のうち被ばく線量推定に使われたのは5%の初期放射線のみであり、残り10%の残留放射線は考慮されていないため、被ばく線量は大いに過少評価されている(弊害は過大評価されている)。残量放射線は黒い雨として地上に降り注いだので、爆発後に広島の爆心地に入った人の有症率(原爆症にかかる率)は高い。このことは被ばく者も非被ばく者も黒い雨の雨域に入れば、残留放射線に被ばくしたことを物語っている。アカデミーがLNT仮説を証明するものとしてあげた被ばく者のデータを見れば、明らかに閾値は存在し、低線量の被ばく者が逆にがん発生率が一般より低くなるというホルミシス効果も見られていると語りました。

 ホルミシス効果は種々の生物の種々の生物反応で見られています。原生生物のテトラメナの細胞分裂、ショウジョウバエの変異、またマウスに低線量放射線を照射した場合(自然放射能の180〜1800倍!)むしろ長寿になっているデータなど、須藤氏はいくつもの実験結果を紹介しました。ホルミシスは閾値以下で有益な反応が出るわけですから、閾値があることの証明であり、閾値なしというLNT仮説を否定するものです。この科学を無視したLNT仮説は、国際放射線防御委員会、国連などいわば米国アカデミーという科学界の最高権威の傘下にある組織により数十年にわたり守られています。守らないと体制、組織、権威が失墜するのです。日本も国際放射線防御委員会の規制基準に従いますので、限界線量1 mSvという非常識な基準に従い、不要な避難措置をとり、多数の犠牲者を出したわけです。

 そして、低線量の被爆者は白血病にも癌にもなりにくいというホルミシス効果が現実に現れており、平均すれば癌による死亡率は日本人の平均よりも低くなる。同様に、被爆者の平均寿命は日本人の平均寿命より長い。これは、もともと強い放射線にさらされて進化してきた生物には、防御機構が体内に存在し、例えば、ワクチンを接種することで逆に免疫効果を高めることや、筋肉に大きな負荷を与えてむしろ筋肉を鍛えるトレーニングと同じで、低線量放射線はかえって生体の防御反応を活性化するのだと、ホルミシスの基本構造を説明しました。

 そして須藤氏は、福島へのメッセージとして、8年を経て放射線に最も鋭敏な白血病が増加していないということは、今後、他の癌の発生もありえないと断言します。500 mSv被曝のチェルノブイリで、6800名以上の子供が甲状腺癌と診断され、15人が亡くなった。10 mSv被曝の福島で発癌はありえない。検診直後から甲状腺癌が増え、195人が癌と診断され、155人が摘出手術をうけた。これは過剰診断の犠牲者であるといいます。もともと、甲状腺癌の殆どは良性であり健康には問題はなく、これまで、韓国やカナダでも、甲状腺腫瘍の検査を広く行って腫瘍の発見率は上がったが、癌による死亡率には何ら変化はないと述べました。無害なトリチウム水の保管も、甲状腺癌同様、危険でないものを危険として過剰に防御することの弊害であり、膨大な税金の無駄使いといいます。

 最後にLNT仮説の誤りを最もよく説明できるたとえ話として、例えば、10メートルの津波が起きれば1万人の人が被害にあうかもしれないが、では1メートルの津波で10分の一の1000人が死ぬだろうか、と述べました。同じく、仮に1グレイの放射線を照射すると、100人中5人に被害が出るとLNT仮説は予告するが、0.1グレイの照射で1000人中5人が死ぬのか。広島・長崎の生涯調査では0.1グレイの照射で被爆者は長生きし、癌による死亡は減ったのでした。放射線の主作用による活性酸素は生体の防御機構によって瞬時に消去され、決して蓄積されるものではない、呼吸をするほうが1000倍も危険なのだから、低線量放射線を恐れる必要は全くないと強調しました。本庶佑先生の「教科書に書いてあることを疑え、さもないと進歩がない」という言をひき、56年以来書いてあるLNT仮説を疑えと述べて講演を結びました。

 続いて元航空幕僚長で軍事評論家の田母神俊雄氏が登壇。まず、自分も妻も福島出身であることから話をはじめ、自分は今の須藤先生の講演をおききして改めて思ったのだが、放射線は塩のようなものだ、少量の塩は人間にとって有益だし必要だが、大量の塩を一度に撮れば確かに健康被害がある、そのようなものではないかと理解したと述べました。

 そして、福島出身者として、それまでは興味のなかった放射線について、大震災後色々意識して勉強したり本を読んだりして、特に、稲恭宏という放射線医学者のユーチューブでの発言に興味を持ち、その後、高田純、服部禎男、中村仁信先生らの著書にも触れた。そして驚かされたのは、日本の放射線基準はあまりにも厳格で、たとえば、日本では飲料水は10ベクレルが基準だが、アメリカでは1200ベクレル、ヨーロッパは1000ベクレル。これからすると福島で「汚染水」と言われているものは数百ベクレルであり、海に捨てても、極端なことを言えばアメリカやヨーロッパの基準では、飲料水としても、コーヒーを沸かす水としても問題がないことがわかったと、田母神氏は放射線に対しての認識が学ぶにつれて大きく変わったと述べました。

 そして、放射線への過剰な恐れから、現在は原発もほとんど停止させられており、その分、電気料金も上がり、石油メジャーに何億ものお金を吸い取られているようなものであり、原発さえ動かせば、その分のお金は日本国内での国民生活向上のために使えるはずだ、そして、福島の農産物、牛肉、漁業などには今もひどい偏見があり、安く売らねばならず、復興が妨げられていると田母神氏は問題点を指摘しました。
 
 さらに田母神氏は、現在でも、福島では多少減ったとはいえ、避難している人にはかなりの保証金が出る。地震直後はともかく、現段階では保証金ではなく、現地に戻って仕事をすることを支援しなければいけないのに、結局、避難が続く限り支援が出るという悪循環に陥っている。しかしこのような事態をもたらした諸悪の根源は、当時の民主党、特に菅直人首相の(1)強制避難(2)直接視察(首相が現地に入ってはかえって現場は困るのに、興味とパフォーマンスで現地入りした)(3)伝染病でもないのに、牛など家畜を被ばくしたというだけで大量に殺処分した この3つの大罪は本当に許しがたいと批判しました。

 さらに田母神氏は、自分は4月29日、先に述べた稲氏を含む友人たちと一緒に飯館村を訪れたが、のどかでとても落ち着いた風景の中、人間に捨てられた牛たちが、自分たちの姿を見ると懐かしいのか集まってくる。こんな穏やかな風景の中、無理に老人まで避難させて、逆に多くの死者が出た。まさに、福島においては民主党政権の「人災」だったと述べました。

そして、現実の反原発運動は、無知な保守派もいるかもしれないが、その主体は左翼運動による政治運動になっている。福島が本当に危険な状態なら、福島の野生動物や野鳥にももっと犠牲が出ているはずなのに、むしろ動物も植物も栄えている。このような当たり前の現実が無視されるのは、反原発の論理が、科学ではなく、政治の論理になっているからだと田母神氏は指摘しました。そして、例えば日本の温泉などで、今の福島よりも放射線の強いところは探せばいくらでもある、なぜ、放射線を必要以上に悪者にするのか、これは歴史問題と同様、事実に基づかない偏見がまかり通っているからで、私たちはその非科学的な偏見を克服しなければいけないと述べました。

 そして、自分は毎年広島で8月に講演しているが、被爆者の方が今も認定を求めている、その人たちはすでに80を超えており、逆に言えば、被爆しても長命な人もいることもわかる。現在の福島には電光掲示板があり、そこには放射線線量が掲示されるが、その量には何の問題もない。最初に述べたように、放射線は塩のようなもの。塩も一度に大量にとれば死ぬかもしれない。しかし、少量の塩は健康維持に必要、このことを私たちは認識すべきだと講演を結びました。

 最後に、放射線の正しい知識を普及する会の理事、茂木弘道氏が登壇。自分も、あの大震災の際、いろいろな資料を読んでいるうちに、ラッキー博士の論文に出会い、それを日本に紹介することからこのような運動にかかわるようになった。現在の放射線への恐怖や、全く不要な除染作業などは、あえて言えば未開人の迷信のようなものであり、科学的な根拠は全くない。今回お話のあった須藤鎮世氏の本「低線量放射線がもたらす長寿と制癌」をぜひ読んで、また、周りの人々にも広めてほしいと述べました。最後に、参加者に配布されたホルミシスシールについて説明があり、「低線量放射線が日本と世界を救う」シンポジウムは午後8時に閉会となりました。(終)

【5月10日・憲政記念館】二宮報徳連合 5月の特別シンポジウム 低線量放射線が日本と世界を救う!

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二宮報徳連合 5月の特別シンポジウム
低線量放射線が日本と世界を救う!

5月10日(金)18:00~19:45 (17:00開場)
会 場 : 憲政記念館 ・講堂 (先着 496名 )

シンポジウム参加費1,000円、どなたでも参加可能です。
懇親会は、全国町村会館の地下「ペルラン」にて20時より。会費5,000円
懇親会要予約herofujita7@yahoo.co.jp/080-5543-0111藤田
★会費は、シンポジウムも懇親会も、現地の会場にてお支払い下さい。


◆開会の挨拶 加瀬 英明 先生
一般社団法人放射線の正しい知識を普及する会会長
一般社団法人日本ホルミシス協議会会長
外交評論家、福田・中曽根政権時の首相特別顧問、
「ブリタニカ国際大百科事典」初代編集長、日本ペンクラブ理事、
松下政経塾相談役などを歴任。日本を代表する保守派言論人。

◆基調講演 須藤 鎮世 先生 (4 5分 )
「福島へのメッセージ 低線量放射線がもたらす長寿と制癌」
薬学博士、第1種放射線取扱主任者。専門は細胞遺伝子学、分子生物学。
東京大学薬学部修士課程終了、塩野義製薬、野村総研、伊藤ハム、経済
産業技術総合研究所を経て就実大学薬学部教授・名誉教授。
福島の人々を苦しめ、復興を妨げている根本には、
直線閾値なしモデルに基づいた放射線は限りなく
有害とする誤った考えがあります。これが放射線規制
の基礎となっているため、放射線恐怖症を煽り、その
弊害は甚大なものがあります。放射線恐怖症を少し
でも取り除き、あわせて福島の復興に役立てること
できれば幸甚です。

◆元航空幕僚長 田母神 俊雄 先生 (30分)
第29代航空幕僚長、軍事評論家、政治活動家。
予備役ブルーリボンの会顧問、「日本をまもる会・大東亜聖戦大碑
護持会」会長、太陽の党代表幹事兼国民運動本部長、次世代の党
副代表などを歴任。


主催 二宮報徳連合 (代表 藤田裕行 )

協賛 一般社団法人 放射線の正しい知識を普及する会 (会長 加瀬英明)
日本放射線ホルミシス協議会 (会長 加瀬英明)
NPO法人 生活習慣病予防学術委員会 (代表理事 野中宏泰)

後援 株式会社 世界出版 (代表取締役社長 茂木弘道)
一般社団法人 楽健道協会 (代表理事 京谷達矢)
リハコンテンツ株式会社 (代表取締役社長 山下哲司)

安心してください 福島県民に健康被害なし、20km 圏内も復興できます

高田純教授が、3月11日にむけて福島県内のある集会に向けて寄せたメッセージを紹介いたします。


安心してください
福島県民に健康被害なし、20km 圏内も復興できます

震災のあった翌4月に福島県内の放射線衛生調査をし、普段の服でマスクなしで福島第一発電所前まで調査しました高田純です。札幌医科大学教授で、放射線防護学、医学物理の専門家です。浪江町の人たちと残された牛たちの放射線衛生を継続的に調査してまいりました。
震災の当初より、大半の県民の線量は年間1 ミリシーベルト以下であり、20km 圏内避難者たちも5ミリシーベルト以下でした。甲状腺線量はおよそ40 ミリシーベルト以下の低線量です。軽水炉が停止してからの福島第一の事故は低線量だったのです。暴走して崩壊した黒鉛炉事故のチェルノブイリの高線量とは全然ちがいました。高線量のチェルノブイリでは30人が急性で死亡しました。低線量の福島は一人も放射線で亡くなっていません。
放射性ヨウ素の影響も、高線量のチェルノブイリでは甲状腺がんで15人の子どもが亡くなりました。しかし、その1000 分の1以下の低線量だった福島の子どもたちの死亡リスクはゼロ人です。お母さんたち安心してください。
福島県民の皆さん、安心して暮らしてください。あれから8年の今、福島の線量は全く心配ないレベルにまで低下しています。県外の皆さん、安心して福島県にきてください。福島産の農産物、海産物、放射線的に全く心配いりません。安心してください。高田純が福島県の放射線衛生の安全を保障します。
髙田純 理学博士 札幌医科大学教授
平成31 年3 月10 日

参考文献 高田純著、医療科学社出版
1 お母さんのための放射線防護知識、2007 年 子どもたちを守るために
2 福島 嘘と真実、2011 年 あの時の放射線衛生調査の記録
3 決定版 福島の放射線衛生調査、2015 年 放射線衛生の全貌
4 人は放射線なしにいきられない、2013 年 生命は放射線エネルギーが必要です
5 国際放射線防護学会 ケープタウン会議IRPA14 髙田純報告 福島はレベル6だった 2016 年
6 増補版 世界の放射線被曝地調査、日本人が知らされなかった真実、2016 年

一般社団法人 日本ホルミシス協議会 設立記念講演会報告(2018年11月27日)

一般社団法人 日本ホルミシス協議会 設立記念講演会報告(2018年11月27日)


 2018年11月27日午後1時、一般社団法人日本ホルミシス協議会設立記念講演会が、参議院議員会館101会議室にて、午後1時より開催されました。参加者は約100名、主催者によれば、もっと大きな会場を取るつもりだったが諸事情により難しく、今回は人数制限をするしかなかったが、来年度はより大きな会場でこの問題を訴えたいという報告がまずなされました。

 最初に外交評論家で、今回、一般社団法人日本ホルミシス協議会会長に就任した加瀬英明氏が開会挨拶を述べました。加瀬氏は、東日本大震災当時、当時の民主党政権のマスコミも、放射線についての正しい知識も冷静な視点もなく、間違った対策を取ってしまったことに危機感を感じ、放射線に対する正しい知識を普及するための会や議員連盟を作ろうとしたこと、また、日本は被爆国であるにもかかわらず、放射線についての国民的な知識が乏しいことへの危機感をまず指摘しました。

 その上で加瀬氏は、友人であるスキーヤーであり冒険家の三浦雄一郎氏の言葉を紹介し、三浦氏は、日本人は、仕事や勉強については、「攻める」姿勢を持つのに、それ以上に重要な健康に対しては「守る」「維持する」といった発想しかない、と述べていることを紹介しました。
 そして、この健康を維持し、単に平均寿命ではなく「健康寿命」を維持することこそが、これからの高齢化社会には重要であり、そのためにも、このホルミシスの考えが最も大切であること、その発想を今後発展させていきたいと述べました。

 中村仁信 免疫系を活性化する放射線ホルミシス

 続いて、大阪大学名誉教授で、日本ホルミシス協会理事長の中村仁信が登壇。「免疫系を活性化する放射線ホルミシス」と題して講演を行いました。
 中村氏はまず、東日本大震災直後、大阪で「たかじんのそこまで言って委員会」という人気番組に出演し、長く放射線医学に携わってきた立場から、低線量放射線は怖くない、むしろ健康にいいと語り、大パッシングを受けたけれども、同時に、自分もそう思うという人も集まってきて、大阪でホルミシス協会を作ることができた、今回、こうして日本全体のホルミシス協議会ができたことの意義は、そう思えばとても大きいと述べました。

 その上で、放射線については、いまだに間違った情報が支配していることをあげ、一つには、マラーという科学者が、丁寧な実験を経ることなく、放射線には閾値がなく、どんな微量でも健康被害があると主張してしまったこと、そして、広島の原爆被曝後生存者について、むしろ、5ミリシーベルト以下の被爆者についてはむしろ癌が少ないという事実もあることを指摘しました。
 その上で、ホルミシス効果について、まず、ヒトの細胞は42度以上の高熱にいきなり曝されると死んでしまうが、前段階でもっと低い熱を与えると、「熱ショック応答」という現象が起きる。これは、熱ショックタンパク(HSP)という物質が出て、細胞の崩壊を抑制してくれる。これは一過性の効果だが、HSPには、生体防御作用、免疫増強、そして癌に対するワクチン作用などの働きがあり、低線量放射線を浴びた場合にもHSPが発現することが確認されていると指摘しました。

 中村氏は、これはホルミシスとの共通性がみられると述べ、一つの実例として、「チェルノブイリ25年、 被曝の森は今」というテレビ番組の内容を紹介しました。そこでは、チェルノブイリに実験的にネズミを45日間放置した後に低線量放射線を浴びせると、そうでないネズミよりも活性酸素に格段に強くなったことが報じられており、これを放射線適応応答と呼ぶと述べました。そして、この放射線適応応答を繰り返し、頻回に受けることで、長期的な健康増進作用(ホルミシス)になると説明しました。

 中村氏は、癌がなぜ発生するかといれば、それは人間の体内では一日10億もの活性酸素ができており、それによって遺伝子に傷がつき、それを修復しきれないものから癌細胞ができる。このため、人間の体内では一日のうちに何千個も癌細胞ができており、免疫系の機能を持つ細胞がそれを消しているが、年齢とともにその免疫機能は衰え、40代から50代にかけて免疫能力は半分ほどになり、70を超えると10分の1になってしまう、また、ストレスなどでも癌になる率は高くなると述べました。

 そして、癌細胞に対する治療の根本はこの免疫能力を高めることにあり、ホルミシスとは、活性酸素を消す力、DNAの傷を修復する力を強め、免疫系を強くすること、特に免疫能力の活性化をもたらすことにポイントがあり、同時にこの免疫能力の活性化は、癌のみならず、あらゆる生活習慣病の改善にも役立つと指摘しました。

 そして、東北大学の坂本澄彦名誉教授の研究成果から、1000ミリシーベルトの放射線をマウスに与えると、免疫能力は半減したが、100ミリシーベルトでは、逆に免疫能力が1・5倍に上がったことを紹介し、150ミリシーベルト程度が最もがん転移を抑制する効果があったこと、低線量放射線が明らかに治療効果をあげることを指摘しました。さらに、現在いくつか研究されている事例として、アプスコパル効果(放射線を癌の原発病巣に照射すると、離れた転移巣にも効果がみられる)など、放射線治療と免疫療法を組み合わせて行うことで治療効果が上がることが証明されつつあること、また、新潟大学の安保徹名誉教授(故人)の指摘として、微量の放射線によって細胞内のミトコンドリアが活性化し免疫能が挙がることが報告されていることなどを説明しました。

 その上で、中村氏は慎重に、ホルミシス効果がどの程度の放射線量で起こるか、そしてその機序はまだ十分明らかになっていないこと、しかし、宇宙パイロットの記録、アメリカの屋内ラドンの効果、そしてイギリスの放射線作業者のデータなどから線量が推定され、今後、ホルミシスが癌治療、そして予防のためにますます活用されるだろうこと、そして自分自身も癌治療の現場で、胆管癌の患者が、ホルミシスマットによって治療効果があったことを紹介して講演を終えました。

放射線ホルミシスはミトコンドリアを活性化する 水上治先生
  
 続いて、健康増進クリニック院長の水上治氏が登壇。水上氏は、かつて自分が保守派知識人の雄、渡部昇一氏との交流があったことから話しをはじめ、その上で、自分のモットーは、「最良の意志医師はまた哲学者でもある」という、古代ローマの名医、ガレノスの言葉であるとまず語りました。

 その上で、現在のがん治療に触れ、早期発見、早期治療と言われてはいるが、実際には全く実現していない、癌治療のためには、本来、癌になりやすい体質そのもの、癌細胞が作られやすくなっている体質そのものを改善するしかないと述べました。そして、欧米ではすでにそのような試みが進んでおり、正直、日本の医学の現状は遅れていると批判しました。
 そして、癌については主流の学説は「癌遺伝子説」であり、遺伝子に変異が起きることによって癌が生じると考えられてきたが、現在、「ミトコンドリア説」が生じてきている、近い将来、この説が正しいことが証明されるだろうと述べました。

 水上氏は、癌とは代謝異常であり、遺伝子に変異が起きても必ずしも癌になるわけではない、一つの実験例として、癌細胞の細胞質を正常細胞に異色移植するとそこで癌が発生する、これは、癌細胞そのものの細胞質に何らかの異常が起きている証拠であり、この代謝異常とは、食生活、ストレス、生活環境などに大きく影響されるものであることを指摘しました。

 その上で、癌細胞の特徴として、嫌気性、つまり酸素を使わない代謝を行っており、それで仲間を増やしている。そして癌細胞のミトコンドリアは大変小さく、かつ破壊されており、この程度が高いほど悪性度が高い。道婚ミトコンドリアが破壊されれば癌細胞が増えていき、逆に言えば、癌治療とは、このミトコンドリアを活性化することだと水上氏は指摘しました。さらに、癌患者においては、癌細胞以外の正常細胞もその生命力が落ちており、その生命力をあげることも重要だと述べました。

 しかし、現実的に身と今度リサミトコンドリアを活性化しようとすれば、カロリー制限、ケトン体食、刺激的な運動、筋肉トレーニングなどが効果的だが、これらはいずれも現実的には持続が難しく、一般的ではない。ここで、ホルミシスが重要になってくると水上氏は述べました。

 そして、ホルミシスの原点は、16世紀のドイツの医師であり哲学者でもあるパラケルススで、彼は「すべてのものは毒性を持ち、その服用量が毒であるか否かを決める、どんな毒でもそれが少量ならば薬として作用する」と述べた、これこそがホルミシスの原理だと水上氏は指摘しました。

 そして、古代の小アジアの王、ミトラダテス6世の例をあげ、彼は父親が母によって食事に毒を盛られ殺されたことから、一時宮殿を逃れ、様々な毒物を入手、ごく少量を服用し続けて体に耐性をつけ、そして暗殺を防いで60年間王国を統治した、これがもとになって、ミトラダート法という、毒の服用をほんの少しずつ増やしていくことで免疫を得る治療法が生まれていると紹介し、これもホルミシスの理念の応用だと述べました。

 そして、まだまだ日本では誤解があるが、放射線ホルミシスは、民間療法ではなく、欧州で政治府公認で行われているれっきとした医療であり、ヨーロッパ医学の本流は実は薬草、温熱療法などの自然療法が本流で、化学療法はここ100年の歴史しかない、放射線ホルミシスはその意味でも医学の王道だと述べました。

 その上で、ホルミシスはミトコンドリアを活性化する、ミトホルミーシス効果があることが報告されており、それはミトコンドリアにおいて、少し酸化ストレスがある方が機能亢進をもたらすことであり、活性酸素が徐々に増えることによって、それに対し抗酸化力が身を護るために増加、それがミトコンドリアの活性化につながると説明しました。
 そして、欧州では様々なラドン療法が正式な病院でなされており、スイス、ドイツなど各国では、病気になれば健康保険の形でホルミシス療法を受けられる、そしてこのミトコンドリア活性化はほとんどの病気を改善する力を持ち、日本におけるさまざまなホルミシスルームの開発やマットなども、今後、重要な役割を果たすだろうと講演を結びました。

人は放射線なしには生きられない 健康と文明
北海道大停電にみる原発規制停止のリスク 高田純

続いて、日本ホルミシス協議会副理事長の高田純氏が登壇、高田氏はまず冒頭に、「薬」という言葉は、さかさまに読むと「リスク」となる、逆もまた真なりで、「リスク」は逆に読めば「薬」であって、世の中のものはすべてこのような二面性があり、それを正しく理解しなければならないと述べました。

そして、自分自身の体験として、昨年10月、右半月板を損傷し通院することになったが、手術後の関節のこわばりが、RHホルミシスクリームを塗ったところ日に日によくなっていった、これは家人も、坐骨神経痛に効果があり、ホルミシス効果を自分自身体験したと述べました。

その上で、高田氏は「人は放射線なしでは生きられない」という原則を説明、まず、この地球に降り注ぐエネルギーは太陽から来ている、太陽は巨大な核エネルギーである。そして人間界においては、レントゲン博士の発明以後、医学、医療の面で、放射線が積極使われるようになった。自然界において最も身近なのは太陽、人工では病院において、私たち人間は放射線を受けている。さらに、1918年のマックス・ブランクの量子論以後、宇宙は放射線で充満していることが明らかになり、空間にある放射線をどれだけ人体が受けたかを表すのが「線量」の概念であることを指摘しました。

そして、生命と放射線の関係について、3つの法則を高田氏は挙げました。

第一法則:生命は太陽の核エネルギーなくして存在しえない。

第二法則:低線量放射線は生命にいい影響を与える。植物の光合成や、体内ビタミンD合成にとって太陽光線は不可欠。

第三法則;核放射線医学の発展が人類の寿命を延ばす。

  南アフリカのケープタウンで行われた第14回国際放射線防護学会にて、自分が福島における線量について、チェルノブイリとは全く異なり、日本政府が科学的根拠なく発表したレベル7という断定は誤りで、福島はレベル6であることを報告し、出席した専門家たちが賛同したが、日本では報じられておらず、権威ある実証的な学会の結論が日本に伝わっていないことを指摘しました。
 
 第一法則について、太陽系においては未だに生物の存在は地球以外では発見されていない、その理由は、地球より内側の惑星では、水がすぐ沸騰してしまうような気温であり、外側では逆に、すぐ凍ってしまう。太陽のエネルギーが適度に届き、液体の水が存在しない所では、生命は生きていけないのだと述べました。

そして、今年9月に起きた北海道における震災について述べ、まさに、北海道全域が停電、まさに「エネルギー0」の状態になってしまった、これは泊原発を規制委員会が停めていたことが原因で、あの原発が動いていれば、数日に及ぶ停電状態が続くようなことはなかったはず。これこそが「リスク」と「薬」のバランスの問題で、地震にも耐えられる泊原発を停止し、このような震災の際に停電を引き起こした責任は大きいと批判しました。そして、これがまだ9月だったからよかったけれど、暖房が必要な冬であったら、自分の試算では、数十万単位の犠牲者が出てしまった可能性もあると述べました。

さらに高田氏は、実際に今回の停電で亡くなった人もいる。それは自宅で人工呼吸器を使っていた方で、そのような人は北海道で数百人いたはずだけれども、その人たちも停電で使用できなくなった。地震の負傷者よりも、この問い合わせの方が119番では多かったほどだと、高田氏は電力の停止が与える危険性を指摘しました。

そして、当時は病院に出勤しても、様々なトラブルが起き、食事すら出せないなど、病院も機能停止に陥っていた、電力面において正に北海道は北海の孤島だったと述べました。この意味からも、泊原発が停まっていることがどれだけリスクの高いことかがわかる、直ちに再稼働が必要であると政治的な決断を求めました。

オバマ前大統領が広島を訪問した際に、彼を迎えた90歳を超える被爆者の写真を示したうえで、この方は坪井さんという被爆者で、原爆を受けてケロイドが残っている。大変な苦労をしてこられた方だけれど、90歳を超えて、こうしてオバマ大統領を迎えることになった。被爆した人のすべてが短命で亡くなったわけではない、それは広島の被爆者たちの疫学的調査を読めばわかることで、むしろ低線量被曝の人にはがん発生率が低くなっているデータもあると指摘しました。

最後に、高田氏は自身が福島で行った放射線量調査、国会などで訴えてきた記録などを紹介し、ホルミシス治療のためのクリームが、疼痛や皮膚疾患、美容などにも効果があること、さらにこの分野でも研究がすすめられる必要性があることを述べて講演を終えました

個物の医学から場の医学へ 帯津 良一

最後に、帯津三敬病院名誉院長、帯津良一氏が登壇、まず自分は、外科医になってから当初二十年は、外科医として食道がんの手術などを中心に医療を行ってきたが、ある時から、ホリスティック医学という考え方に出会い、癌は、心や命の在り方に深くかかわっていることを考えるようになり、西洋医学だけでは解決できないことを悟るようになったと述べました。

このホリスティック医学とは、南アフリカ出身のJ.C.スマッツという思想家の「ホーリズム(holism)と進化」にある『全体というのは部分の総和以上のものである。それゆえに、全体が重要なのである』 という考えに始まるもので、基本的には、個物の医学から「場の医学」に向かう、そこで、ホルミシスも重要な役割を果たすだろうと述べました。

そして、この、全体を、小さな部分の総和ではなく全体としてとらえるという思想は、分子生物学の階層の論理(自然界は、場の階層からなり、上の階層は下の階層の持つ特性を越えた何ものかを持つ)とも、日本における白隠禅士の「人間は虚空から来て虚空に還る、壱岐ながらにして虚空と一体化する」という思想とも共通することがあると指摘、大きな思想的問題がこの医学には込められていると述べました。

さらに帯津氏は、ホリスティック医学においては、患者と医者は対等の関係であり、ある意味戦友の関係でもある、だから自分は、患者さんが亡くなる時は、必ずその最後の姿を看取るようにしているが、その時は皆すごく美しい顔になる、それがまさに、この世の務めを果たした顔に見えると述べました。

そして、医者の本文とは、患者の哀しみを敬う、病の中にある時も、人間の誇りを守ることにあると述べ、その思想が描かれた一冊として「思想としての医学概論」という著書を紹介しました。この考えは実は戦時中にも日本ではあり、当時は、この緊急事態の中、医者が直接役に立たない哲学論議をするとは何事かと批判されたけれど、その時からこのような発想が受け継がれていると帯津氏は指摘しました。

そして、医療と養生との結合がホリスティック医学の目標であり、これまでの「守りの養生」だったのが、これからは「生命場のエネルギーを高め、さらに言えば、死後の世界にも展望を持つ「攻めの養生」の発想が必要だと述べ、それは、哲学者ベルクソンの「生の躍動」という思想とも関連性があると指摘しました。

帯津氏は、ベルグソンの「創造的進化」という概念に注目し、ベルグソンはダーウィンの進化論の一面性を批判し、進化とは単なる自然淘汰ではなく、生命を生命たらしめる内的衝動力が重要なはずだと主張した、この考えは、医学にも当てはまると述べました。

それは、患者さんの免疫力を高めるのは、何よりも患者さんの心のときめき、内的な感動であり、死への不安をやわらげてこそ免疫力は高まる、これは映画「おくりびと」の原作となった青木新門氏の考えでもあるけれど、死に直面しておののいている人の心を和らげることができるのは、その人よりも死を近くに意識している人であり、だからこそ自分

は、毎日朝起きた時には「今日が自分の最期の日だ」という意識を持つようにしていると、医師としての姿勢を述べました。

その上で、ホリスティック医学とは、究極的には、生と死との統合を目指す、それは1、死後の世界との交流を図る 2、ラストシーン(死のイメージ)をイメージする 3、死を「手中に」収めるところを目指す、これもまた、白隠の「虚空からきて虚空に還る」という思想につながってゆく、。そのような新しい医学において、ホルミシス療法も大きな役割を果たすだろうと述べて講演を終わりました。

そしていくつかの質疑応答を経た後、日本ホルミシス健康効果研究会の濱須光由氏が閉会挨拶を行い、ホルミシスという考えに出会ってから約20年、様々な病気や高齢に苦しむ人たちが、このホルミシス効果で元気になり、しっかりした足取りで、そして血行の良い晴れ晴れとしたお顔立ちになっていくのをたくさん見てきた、現在、福島にいまだ放射能の偏見が残り、福島県民が肩身の狭い思いをしていることもつらく感じる、このホルミシスを人々に広めていくことで、多くの人たちに希望を与えたいと語りました。以上を持ちまして、一般社団法人 日本ホルミシス協議会 設立記念講演会は閉会いたしました。(終)

日本ホルミシス協議会発足記念講演会 開催のご案内

「日本ホルミシス協議会発足記念講演会」開催についてご案内いたします。


日 時: 11月27日(火)13:00~17:00 (12:30開場予定)
会 場: 参議院議員会館 101会議室 (1階、定員108名)
≪プログラム≫
◆開会の挨拶
一般社団法人 放射線の正しい知識を普及する会、
一般社団法人 日本ホルミシス協議会
会長 加瀬英明先生

講演
◆中村 仁信先生(45分)
大阪大学名誉教授、彩都友紘会病院病院長
放射線の正しい知識を普及する会副代表、日本放射線ホルミシス協会理事長兼会長、
日本ホルミシス協議会理事長
◆水上 治先生(45分)
「放射線ホルミシスはミトコンドリアを活性化する」
健康増進クリニック院長、癌先進補完医療研究会理事長
〈休憩10分〉
◆高田 純先生(45分)
札幌医科大学医療人育成センター教養教育研究部門教授
放射線の正しい知識を普及する会理事、日本ホルミシス協議会副理事長
◆帯津 良一先生(45分)
帯津三敬病院名誉院長、日本ホリスティック医学協会名誉会長、日本ホルミシス協議会副会長
◆質疑応答
◆協議会参加団体の代表紹介
◆閉会のことば

共催:一般社団法人 放射線の正しい知識を普及する会
一般社団法人 日本ホルミシス協議会
協賛:一般社団法人日本放射線ホルミシス協会、日本機能性イオン協会、NPO法人がんコントロール協会、認定NPO法人健康生活推進会、一般社団法人日本ホルミシス健康効果研究会、一般財団法人医療・福祉協議会、免疫生活ホルミシスハウス、株式会社コスモ、スイーム株式会社、有限会社ユニバーサル企画、株式会社サンコー電子

※ご参加の方へ・・・12時30分より参議院会館ロビーにて通行証をお渡しします。セキュリティーチェックをまず終えてから、ロビーで通行証を受け取って会場へ向かって下さい。通行証がないとロビーより先に入れません。


講師紹介

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帯津 良一(おびつ りょういち)
医学博士。
帯津三敬病院名誉院長、日本ホリスティック医学協会名誉会長、日本ホメオパシー医学会理事長、サトルエネルギー学会会長、公益財団法人いのちの森文化財団理事。東京大学医学部卒業、東京大学医学部第三外科、都立駒込病院勤務を経て、1982年埼玉県川越市に帯津三敬病院を設立、院長となる。
東洋医学、漢方、ホメオパシー、気功など代替医療への造詣が深く、ホリスティック医学を目指した医療として積極的に取り入れ、がん患者などの治療に当たっている。講演や大学での講義も行っている。著書は「帯津流がんと向き合う養生法(NHK出版)、「あるがままに生き、死を見つめる7つの教え」(講談社)、「がんになったときに真っ先に読む本」(草思社)他多数。

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水上 治(みずかみ おさむ)
医学博士、米国公衆衛生学博士。
弘前大学医学部卒業後、河野臨床医学研究所附属北品川総合病院勤務。
西洋医学とともに当時としては最高峰の統合医療を5年間研修。その後東京医科歯科大学で疫学専攻、医学博士。90年より米国カリフォルニア州ロマリンダ大学公衆衛生大学院で米国公衆衛生学博士。東京衛生病院健康増進部長を経て、現在健康増進クリニック院長。
癌先進補完医療研究会理事長、日本オーソモレキュラー医学界理事長、国際統合医学界常任監事、統合医療塾副理事長、日本統合医療学会評議員、メディカルサプリメントアドヴァイザー。
主として欧米からあらゆる医療情報を集め、先進の西洋医療を大切にしながら、補完医療を実践している。癌統合医療では、日本トップクラスの診療内容を実践している。
著書は、「健康を創る」(福音社)、「ガンサプリメント辞典」(メモタル出版)、「日本一わかりやすいがんの教科書」(PHP研究所)他多数。

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中村 仁信(なかむら ひろのぶ)
医学博士、医療法人友紘会 彩都友紘会病院長、大阪大学名誉教授、日本ホルミシス協会理事長、国際放射線防護委員会(ICRP)第3委員会委員。一般社団法人日本ホルミシス健康効果研究会理事。
現在は医療法人友紘会 彩都友紘会病院長としてがん診療に従事。
著書は、「肝癌低侵襲治療」(医学書院)、「IVRの臨床と被ばく防護」(医療科学社)、「低線量放射線は怖くない」(游タイム出版)、「放射線ホルミシスで健康長寿」(共著、実業之日本社)他多数。

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高田 純(たかだ じゅん)
理学博士。札幌医科大学教授、
日本シルクロード科学倶楽部会長・理事長、放射線防護情報センター代表、
放射線防護医療研究会代表世話人、第19期日本学術会議研究連絡員、
日本会議北海道本部副理事長。
ロシア、ベラルーシ、ウクライナ、カザフスタン、南ウラル、サハ、マーシャルと世界の核被災地を調査、福島の復興に注力する。
著書は、「医療人のための放射線防護学」(医療科学社)、「福島 嘘と真実―東日本放射線衛生調査からの報告」(株式会社医療科学社)、「原発ゼロで日本は滅ぶ “非科学”福島セシウム避難の国家犯罪」(共著、オークラ出版)他多数。